木製家具の塗替えをお勧めする理由
希少価値の高い銘木のテーブル
チーク・マホガニー・オーク・ビーチ・メープル・ウォルナット他、食卓となるダイニングテーブルにはこれらの銘木で造られていることが多く、安易に手放しては勿体ないものが多くあります。
とは言え、日常的に使っていれば色褪せてくるしキズも付く。販売店にに相談したけれど、「修理はしておりません」と言われ新しいテーブルを薦められてしまった。
など、ダイニングテーブルが傷んだら買い換えるしかないと思ってしまう方も多いようです。
「塗替える」より「買い換える」ほうが安い。は本当?
木製家具の塗替えを推奨し始めたころ、家具の量販店では、天然木の良さを感じることができシンプルなデザインのテーブルが手ごろな値段で購入できることが話題でした。
ですが、それらのダイニングテーブルは修理には不向で、傷んだらまた買い換える必要があるようです。新しい家具が手に入る一方で、廃棄される家具が生まれる。果たしてそれは、銘木を手放してまで購入したいものであったのでしょうか?
2021年 埼玉県SDGsパートナー認定
「木製家具の塗替え」は主にWebサイトやSNSを通じて、情報を配信しています。情報配信はすべて店主である本間が行っておりますが、深い知識を持つアドバイザーの方に相談させていただいておりました。
その時のアドバイザーさんに「木製家具の塗替えはSGDsに寄添った考え方なのでは?」と教えて頂き、SDGsについて調べたことがあります。
その当時、日本ではまだSDGsについて詳しい人は少ない印象でした。大きな書店にも難しい専門書しか並んでおらず、困りました。
少ない情報をもとに、埼玉県庁に問合せたところ、SDGsパートナーに認定される要素を含んでいると解答をいただいたことで、「木製家具を塗替えることで廃棄処分される家具を減らす」目標ができました。
そもそも認知されていない
木製家具の塗替えをPRし始めて気づいたのですが、そもそもダイニングテーブルを塗替えられることが知られていませんでした。
どんなことをするの?
きれいになるの?
どうせすぐにダメになってしまうんじゃないの?
結果が見えず不安な修繕にお金を使うより、売っている商品を購入した方が確実です。
買い換えをする理由は、「作業内容が不透明であることがそもそもの原因だ」とわかり、が塗替えより買い換えの方が安いと感じる本当の理由だと気づきます。
塗替えと買い換えの選択肢
古いダイニングテーブルには「銘木」で造られているものが多く、木そのものに価値があるものが多いと感じています。
塗装は木の持ち味である木目を引き立たせる効果と、木地に直接キズがつかないように保護する役割も兼ねています。それ以外にも反りにくくする効果などもあり、家具を長持ちさせるためには欠かせないものと考えています。
ですが、塗装は劣化します。
劣化すると、家具の見栄えが損なわれるだけでなく、ベタつきや剥げなども生じてくるので、使い勝手も悪くなります。
そうなったらどうするか?
多くの人は、買い換えを選択します。
そして、ダイニングテーブルやイスは廃棄処分されてしまいます。
長い間つかい続けてきた家具に愛着があり、手放したくないと考える人も多くいます。ましてや食卓であるダイニングテーブルには、家族と過ごした時間の想い出があり、簡単には手放せないものだと思うのです。
手放したくないけど、塗替えられることを知らないから買い換えてしまう。そのことに気づいたとき、ダイニングテーブルの塗替えをもっと知ってもらう必要があると感じました。
塗装が傷んでいるだけのダイニングテーブルには、「塗替え」と「買い換え」の選択肢があります。
埼玉県SDGsパートナー
木製家具を塗替えることで、廃棄処分される家具を減らすことに取り組んでいます。この取組みはSDGsへとつながっています
QUALITY
私達の強み
六本木ヒルズの店舗に納品されたレジカウンター
家具塗装業界で培った技術をそのままに
リペアショップと誤解されがちですが、杢和工房は家具塗装を専門とする店です。
かつては、造作家具や店舗什器・部材など内装に収められる木製品を、指定された色サンプルに合わせ塗装仕上げを行ってきました。
現在は、その視点を変え、家庭で日常的に使われている「木製家具の塗替え」を中心に活動しています。
なかでもダイニングテーブルは塗装の損傷が激しく、塗替えを必要とするものが多いと感じています。
高いクオリティを求められる家具塗装業界で培った技術を活かせることが、弊社の強みです。
厚生労働省より
グッドスキルマークの認定
木製家具の塗替えに関する技術は、厚生労働省が主催するグッドスキルマークの認定(平成30年申請)を受けています。
グッドスキルマークとは、(以下、厚生労働省のホームページより引用)
一級技能士等が持つ熟練の技能を活かした製品等に、「グッドスキルマーク」の表示を認めることで、優れた技能によって製作された高付加価値の製品であることを国内外の消費者に向けてアピールし、ものづくり日本の再興と、熟練技能の継承を図ることを目的としています。
グッドスキルマークの認定証