塗替える、という選択肢
「塗替えるより、買い換える方が安い」
ずっとこの一言がこころに引っかかっていました。
30年・40年と長きに渡り使いつづけてきた食卓には、暮らしの思い出が染み込んでいるものではないでしょうか?
古くなりそれなりに見た目は悪くなってしまっても、塗装以外に傷んでいる様子はない。それであれば塗替えれば済みます。
とくに昭和以前につくられた古いダイニングテーブルには、現在では希少価値の高い銘木を惜しげもなく使い、丈夫に造られているものが多いことに気づきます。
とは言え、木製家具を塗替える習慣がないため、どんな作業をしているのか?すぐにダメになってしまうのではないか?そんな疑問を感じている方にも多くお会いしました。
ダイニングテーブルなどの木製家具には、塗替えと買い換えの選択肢があることをお伝えしています。
杢和工房で行う「木製家具の塗替えとはどういうものなのか」をWebサイトや各SNS等でお伝えし、愛着のある木製家具は修繕して使い続ける選択肢もあることを広くお伝えしたいと考えています。
杢和工房 店主
本間 博士
繰り返しダイニングテーブルの塗替えをしていて気づいたことは、無垢材を加工して造られた古いテーブルには、今では希少価値が高いとされる銘木が使われていることが多々あります。
また、ダイニングテーブルにはご家族との思い出や、海外駐在中に購入した思い出など、特別な想い入れがある方が多くいます。
大切にしているダイニングテーブルの塗替えを、全力で続けています。
杢和工房店主 本間博士
本間博士 プロフィール
1971年埼玉県生まれ。
日本工学院八王子専門学校:環境デザイン科3年制卒 インテリアデザイン専攻
2007年個人事業主として開業。翌年、埼玉県川越市において現工房を設立。以来、家具塗装に特化した活動を続け、木製品の塗装仕上げを行っている。
2018年小規模事業者持続化補助金の採択を経て、工房内に木部の加工スペースを設立。限定的ではあるが家具の修理から塗替えまでを一貫して行える体制が整い、事業内容を木製家具の修繕へと舵を切る。
待っていればいつかは仕事が回ってくる下請けより、進むべき道は自ら切り開く!と息巻いてはみたものの、営業の仕方がわからず途方に暮れる。
チラシ・Webサイト・プロフィール、何をするにしても文章を書く必要があり、そこではじめて自分は文章が書けないことに気づき、文章構築アカデミーに参加する。
家具塗装以外にも興味が尽きず、自社のWebサイトは制作から運営まで一貫して執り行い、どうしたら選ばれるサイトづくりができるのか、日々奮闘する中で、SEOにたどり着く。SEOの検定試験を受け、4級と3級に合格する。
Webサイトを通じて木製家具の塗替えをPRし、木製家具の廃棄処分を減らすことにくわえ、家具塗装の知識や技術を必要とする方に向け、塗装セミナーを主催したい。
所有資格は、2級建築施工管理技士・指導員資格(木工塗装)・1級塗装技能士・グッドスキルマーク認定・乙種4類危険物取扱者資格・有機溶剤責任者資格・玉掛け・職長安全教育受講証
経歴 | 1997年:(株)五藤光学研究所 入社 2000年:埼玉県立飯能高等技術専門校 木工科入学 2001年:有馬塗装入社 2003年:ニシザキ工芸(株)入社 2007年:個人事業主として開業 2008年:埼玉県川越市にて現工房設立 2019年:厚生労働省認定 グッドスキルマーク取得 2019年:小規模事業者持続化補助金採択 2000年:経営革新認定 2021年:埼玉県SDGsパートナー認定 2024年:現在 |
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